ただ、DTMをやっているとふとしたときにキーボードがなくて不便な思いをすることが多いです。
特に音色をエディットしたりするときなど。
そんな中、KORGから超小型キーボードnano KEYが発売されました。
値段をみたらなんと5000円前後なので、即注文しました。
色はブラックにしたのですが、発売延期になってしまいようやく一昨日届きましたので、二日間使ってみた感じを早速レビューします。
実際につないでみましたが、小さくて薄くて邪魔にならずなんともスマートです!
1.タッチについて
タッチは、通常の楽器用鍵盤とは大きくちがって、ノートパソコンのキーボードに近いです。
ベロシティもとれるのですが、大きな音を出すためには若干強めに押す必要があります。
プラスティックなので、強く強く続けるのには若干強度面で不安があります。
特に、普段パソコンでのキー入力でソフト目なタッチを心がけていることもあって、
パソコンでキー入力をした後にnano KEYを弾くと、感覚の違いに戸惑います。
細かい部分では、一番低い「C」の音と、隣にある「CC MODE」「MOD」ボタンの表面の材質が同じなのが気になります。
材質が同じなので、つい弾いていると「B」があると間違えて押してしまうことがたまにあります。
2.機能面
ジョイスティック等はついていませんが、ボタンをつかってピッチベンド/モジュレーションのかかり具合を変更できます。
PITCH UP / PITCH DOWNボタンはなかなか面白く、慣れるとジョイスティックよりも高速に的確にピッチベンドができるので面白いです。
オクターブも、OCTAVE UP / OCTAVE DOWNボタンですぐに切り替えられます。
これもトリッキーなフレーズを弾く上では面白い機能です。
一点気になるのは、オクターブ位置を表すインジケータ。
インジケータの色がかわることで現在のオクターブの位置を表してくれるのですが、これが少しみにくいです。
まあ、実際にはそこまで問題にはなりませんが。
小さいだけあって、上記のように若干通常のキーボードとはことなる部分がありますが、このスペースのとらなさ、機動性のよさはすばらしいです。
鍵盤奏者じゃないDTMユーザの方には、一個あるとかなり便利だと思います。
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